プロップファーム

プロップファームチャレンジの選び方やチェックするべきポイントは?

こんにちは、Jeff.Naoです。

プロップファームは2024年現在、世界中で次々に新しいものが増えており、優秀なトレーダーを発掘する機会であるプロップファームチャレンジを実施しているタイプの会社が日々登場しています。

プロップトレーダーという個人トレーダーの新しい稼ぎ方については、こちらの記事で紹介しているので、もしプロップファームについて基本的な知識がわからない場合は是非一度読んでみてください。

プロップファームとは?知識と経験を活かせる新しいトレーダーの働き方
こんにちは、Jeff.Naoです。突然ですがあなたは「プロップファーム」という言葉を聞いたことがありますか?私は欧州・日本・中国の金融の世界にずっと身を置いてきましたが、最近よく日本人の経営者からこのプロップファームについて聞かれる事が多い

近年最も増えているプロップファームの形態は、プロップファームチャレンジと呼ばれるルールや課題を出し、その課題をクリアできるレベルの優秀なプロップトレーダーを世界中から集め、彼らに自社の資金を運用させて利益を膨らませています。

このチャレンジの大きな特徴として、世界中の個人のトレーダーが経験、実績、資格を問わずに挑戦する事が出来るという点があります。そして2024年現在、このチャレンジには日々、世界中の個人トレーダーが挑戦しており、プロップファームから大きな運用資金を獲得しようとしています。

今回は、そんな現在のプロップファーム増加の現状と、あなたがもしプロップトレーダーを目指してプロップファームのチャレンジを受ける場合、数あるチャレンジの中からどの様にプロップファームを選んでいけばいいのかについて話をしていきたいと思います。

プロップファームの増加はトレーダにとって大きなメリット

チャレンジを実施するプロップファームが次々に増えているという事は、これからプロップトレーダーを目指すトレーダーにとっては非常に大きなメリットです。何故ながら、各プロップファーム毎にチャレンジのルールが異なる為、トレーダーは自分のスキルやトレードスタイルに合わせて、最も得意とするスタイルのチャレンジを選んで受ける事が出来て、資金獲得の可能性が高くなるからです。

また、チャレンジのルールだけではなく、実際に資金を獲得してプロップトレーダーとして運用をした際の報酬のルールもそれぞれ異なるので、例えば月々のノルマが低く安定して報酬が獲得できる会社を選んだり、ルールのハードルは比較的高くてもトレーダー側の報酬割合が大きかったり、提供される資金がより大きい会社を選んだりと、自分が最も稼ぎやすいプロップファームを選択する事が出来るようになります。

更にはチャレンジを実施しているプロップファームでは、基本的にはプロップトレーダーに対して会社の掛け持ちを禁止していませんので、複数のプロップファームから資金を獲得する事で、運用口座凍結のリスクヘッジや報酬を更に加速させるチャンス等も広がります。

私が知る限り、プロップファームチャレンジを活用して安定したトレード成績を上げているプロップトレーダーの多くは、複数のプロップファームから資金を獲得しているケースが多いです。

プロップファームが今後増加する事で気を付けるべき事

上記で説明した様に、チャレンジを実施するプロップファームが増えるという事は個人トレーダーにとってはメリットになるケースが多いですが、当然ながらその中で気を付けなければならない事もあります。

まず考えられる事の一つとして、選択肢が多くなりすぎる事によって、どのプロップファームのチャレンジを受ければいいのかわからなくなってしまうという事でしょう

トレードの経験が浅かったり、今までプロップファームチャレンジが提示する様なルールに沿った資金運用の経験が無いトレーダーにとっては、そもそもプロップファームを選ぶ基準もわからず、選択肢が多すぎると混乱してしまう可能性があります。

また、このプロップトレーダーとしての新しい稼ぎ方は、2024年現在、日本ではまだまだこれから浸透していくものだと思われますが、実際のところ世界中のトレーダー界隈では既に非常に大きなトレンドを生んでいます。そういったトレンドの中で必ず生まれてきてしまうものが、「良くない考え方をするプロップファーム」です。

簡単に言うと、例えば詐欺であったり、何もわからないトレーダーに非常に条件が悪いルールを強いてくるプロップファームも出てくるだろうという事が容易に想像できます。大きなトレンドの中にはこういった悪い考えを持つ人が必ず出てきますので、注意が必要です。

間違ったプロップファームを選ばない為に出来る事

プロップファームを選びで失敗しない為に大切な事は、正しく健全な情報を得る事です。

私たちIFCは健全な環境のもと、プロップトレーダーが安心して稼いで行くためのお手伝いが出来る事を考えていますので、安全なプロップファームの情報を無償で提供できる様に、有益な情報発信はもちろん、情報交換が出来る様なコミュニティを作っていきたいと考えています。

是非、あなた自身が間違った情報を収集しない様に、また他のプロップトレーダーがが間違った情報を得てしまう様な事が無いように、コミュニティへの積極的な参加をして頂けると私たちも幸いです。

プロップファームを選ぶ上でのポイント

プロップファームが実施するチャレンジを受けるのかを選ぶ上で、チェックするべきポイントの中で、いくつかの判断基準となる主なポイントを紹介していきます。

プロップファームチャレンジの資金条件

資金条件とは、プロップファームのチャレンジに参加するために必要なチャレンジ費用のことです。一般的にどのプロップファームチャレンジにもチャレンジ費用が必要となりますが、金額に関してはプロップファーム毎に設定されています。受験でいう所での受験費用の様なものですね。

チャレンジ費用は、自分の予算に合わせて選ぶことが大切です。多くのプロップファームでは複数のチャレンジプランを用意しており、安い所では$100程度から挑戦可能で、おおよそ$100前後の参加費用の場合、合格すると$10,000~$20,000の運用資金の獲得が期待できます。また、獲得出来る資金が大きければ大きいほどチャレンジ費用も高くなります。

上記チャレンジ費用と獲得金額はあくまで目安になりますが、あまりにも獲得資金に対してチャレンジ費用が高額であったり、そもそも高額のチャレンジ費用のプランしか用意されていなかったりする場合は、警戒した方が良いでしょう。そのプロップファームの情報をしっかりと調べてみて、悪い口コミ等が多く上がって無いかと確認してみると良いでしょう。

当然ながら、チャレンジ費用が高いものは参加するためのハードルが高くなりますが、獲得出来る資金も大きくなり、安定して合格・運用出来れば受け取れる報酬も大きくなります。一方、チャレンジ費用が安いものは参加しやすいですが、合格してから運用時に分配される利益も小さくなります。

初心者の方は、いきなり高額のチャレンジ費用のものには挑戦せず、まずは安いものから挑戦していく事をお勧めします。

  1. チャレンジ費用の安いものを挑戦する
  2. 合格して資金を獲得する
  3. 獲得した資金を安定運用して報酬を得る
  4. 獲得した報酬で別のチャレンジの費用を捻出する

プロップファームで指定されてるトレードルール

トレードルールとは、プロップファームのチャレンジや獲得した資金で運用を行う際に、必ず守らなければならないルールのことです。ルールには、期間内の最低取引量や、1日及び期間内の損失率の制限などがあります。具体的には1か月以内に〇回の取引を行わなければならない、1か月で資金を〇%以上減らしてはならないが主に挙げられます。

日々トレードを行う上で、各トレーダー事にスタイルがあると思います。プロップファームで指定されているトレードルール確認し、そのチャレンジや資金運用のルールは自分のトレードスタイルに合っているかどうかを判断しましょう。特に損失率等は各トレーダー自身が決めている値が変わってくると思いますので、しっかりとチェックしておいた方が良いでしょう。

また、各プロップファームではトレードルールとは別に禁止事項が設定されている場合があります。重要な経済指標がある時間帯はトレードを禁止していたり、〇ロット以上の取引は禁止、ナンピンやマーチンゲールといった手法は禁止等、様々です。

トレードルールを守らなかったり禁止事項を行ったりした場合、チャレンジの場合は即不合格、チャレンジ合格後でも運用資金の凍結などのリスクがありますので、しっかりとチェックした上でルールを守るようにしましょう。

取り扱い可能な金融商品

各プロップファームでは、取り扱いが可能な金融商品が異なる場合があります。取引可能な通貨ペアであったり、先物やゴールドの扱いだったり、中にはビットコインなどの暗号通貨を取り扱い可能だったりするプロップファームもあります。

確認を怠って自身のトレード生活で普段全く触っていない金融商品しか取り扱っていないプロップファーム等を選んでしまうと、仮に運良くチャレンジで合格する様な事があっても、その後に資金を獲得した上で安定した成績を収めて利益を獲得していくには、なかなかハードルが高くなってしまいます。

一般的にはどのプロップファームでも取り扱いな金融商品はホームページなどに掲載していて、チャレンジを受ける前に確認できるようになっていますが、もしそういった記載が無い場合は、積極的にサポートに問い合わせをして、自身が普段取り扱っている金融商品で取引が可能かを確認しておきましょう。

プロップトレーダーが課されるノルマ

ノルマとは、プロップファームチャレンジ及び資金獲得後の運用で、プロップトレーダーに課してくる一定の成績の条件を言います。プロップファームが資金を委託するのは、あくまでも、優秀なトレーダーにお金を増やしてもらいたいからであり、プロップトレーダーはその期待に応える事で報酬を獲得する事が出来ます。

基本的にはノルマは一定の期間内に一定の割合で運用資金を増やすという様なもので、例えば1か月以内に資金を3%以上増やすといった内容になります。この場合は、100万円を1か月で103万円にする事がプロップトレーダーに課されるノルマです。

プロップファームチャレンジに合格できれば、資金獲得後もチャレンジの時と同じ様な条件でのノルマが課される事が一般的で、資金を2倍にしろ、3倍にしろという様な無理難題を押し付けてくる様な事はありません。ですので、ある程度安定したトレードが出来れば毎月安定してクリアして、報酬を獲得する事が出来ます。

しかし、ノルマを達成できなければ報酬は1円も獲得できませんし、あまりにも悪い成績で資金を大幅に減らしてしまう様な事があれば、最悪運用資金を凍結されてしまう事もありますので注意が必要です。

ノルマの内容は、各プロップファームによって異なりますので、自分のトレードスキルに合わせて選ぶことが大切です。

プロップトレーダーの様な一定のルールやノルマの下でトレードをする経験が少ない人は、まずはノルマが緩いプロップファームに挑戦して、自身の手法を安定させていくと良いでしょう。その上で更に高いノルマでもクリアできる自信がついた時点で、ステップアップして新たなチャレンジに挑戦していくと良いでしょう。当然ながら、ノルマが厳しくなればなるほど、大きな報酬が期待できます。

報酬割合や報酬の支払い条件

各プロップファームでは、運用資金で利益を上げた際に獲得できる報酬の割合や条件は大きく異なります一般的にはプロップトレーダーに対して獲得した利益の50%~90%の割合で報酬が支払われますが、割合が大きくなるにつれて、チャレンジや獲得資金の運用ノルマなどの条件が厳しくなる傾向にあります。

この割合の決め方は、いくつかのパターンがあり、トレーダーが挑戦するチャレンジごとに報酬獲得後の割合が固定されていたり、継続して利益を出し続けた連続の期間によって割合が変わる様なものもあります。こういった報酬割合についてはプロップファームチャレンジのホームページに記載されていますので、どの様な割合で報酬を獲得出来るのかをしっかり確認した上で、自分に合ったものを選びましょう。

また、報酬の支払い条件に関しては必ずチェックしておきましょう。

現在プロップファームチャレンジを実施しているプロップファームは、ほぼ全てが海外の会社の運営です。そのため、報酬の支払い方法が日本の一般的ではない事がほとんどです。海外送金はもちろん、そもそも銀行振り込みに対応していなかったり、PayPalの支払いであったり、中には暗号通貨での支払いだったりする場合があります。

PayPal等は後からでもアカウントを作成すれば受け取る事は可能ですが、例えば、報酬の受け取りはアメリカ国内の銀行口座のみという様な、そもそもプロップファームの報酬の支払い方法が自身の環境では用意できない場合もあります。

そうなってしまいますと、チャレンジに合格していくら報酬を獲得しても実際の自分の手元への入金が非常に困難になるどころか、最悪諦めなければならなくなってしまう可能性が非常に高まりますので、報酬の受け取り方法についてはしっかりと事前に確認した上でプロップファームを選択しましょう。

情報源の有無

日々世界中で増加していると言っても過言ではないプロップファームですが、最も重要なのはそのプロップファームに対しての情報源をしっかりと確保しておく環境が必要です。特に、プロップファームの現状を考えると、日本人のトレーダーはほとんどの情報を英語サイトや英語のSNSのインフルエンサーから情報を得る必要があります。

各プロップファーム単体でも、突然のルールの変更であったり、プロップトレーダーが有利になるキャンペーンの開催であったりと、環境の変化が起こりえます。

特に自分が実際にチャレンジを受けている、または挑戦しようと考えている会社の情報は自身の報酬に直結する事が多いため、日ごろからチェックして、新しい情報が更新された際にその内容をしっかりと把握出来る様な準備が必要です。

また、プロップファームに関して常に新しい情報源を得られる環境を備えていると、詐欺の被害に遭ったり、トレーダーにとって非常に条件が悪いルールを強いてくるプロップファームを選んでしまうリスクを下げる事が出来ます。

自身でこれらの情報の取得や精査が出来る場合、環境の変化による対応が出来る場合は問題無いと思いますが、自信が無いという場合は、是非私たちIFCのコミュニティに参加してください。私たちはプロップファームに関して信頼できる、ユーザーにとって有益となる情報を発信していきます。

また、危険な情報や注意喚起等もコミュニティを通じて行う事ができるので、リスクヘッジの情報源の一つとしても十分に活用できるものになると思います。コミュニティ参加者同士で、まだ情報が少ない新たなプロップファームの情報を精査出来る様なオンラインスペースも作っていく予定ですので、それらもプロップファームを選ぶ上で大きな力になるでしょう。

プロップファームのサポート体制

プロップファームでは、プロップトレーダーに対してのいくつかのサポート体制を提供している場合があります。一般的にはコンタクトフォームやチャットツール等を利用した、対質問に関するサポート体制を敷いている所は多くありますが、それ一つ取っても日本語の質問が可能か、メールの場合はどれくらいの時間で返答が来るか、そもそも返事は来るのか等、質が大きく分かれる場合があります。

チャレンジや資金の運用に不安や疑問があった場合は積極的にプロップファームにコンタクトを取って質問を投げかけてみると良いでしょう。日本語で作った質問内容をgoogle翻訳を通して英訳して送るだけでも、十分に相手には伝わると思います。

その際の返答内容が不誠実であったり、そもそも返事が来なかったりする場合は、トレードにおいて不測の事態が起こった場合にも対応してもらえない可能性があるので、サポートの質をチェックする為にもコンタクトを取ってみる事はプロップファームを判断する上でも意味のある検証になります。

また、サポート体制はお問い合わせのサポートだけではありません。プロップファームの中には、オンラインでのトレード講座やYoutubeセミナー等を開催しているケースもあります。また、有用なEAやトレードツールを配布してくれて、トレーダーのチャレンジ合格や、その後の資金運用に役立つ嬉しいサポートを提供しくれる所もあります。

ただ、プロップファームが開催するオンラインでのトレード講座やYoutubeセミナー等は日本語ではなく英語である事がほとんどなので、英語が苦手な人は十分な恩恵を受けられない可能性があります。

より手厚いサポートを提供してくれるプロップファームは、プロップトレーダーとして報酬を稼いで行く上でも大きな手助けとなるので、魅力的なサポート内容があるプロップファームは積極的にチャレンジを受けてみると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は昨今の海外でのプロップファームの増加の傾向や、その上でのトレーダーのメリット、またトレーダーがプロップファームを選ぶ上でのポイント等について解説させてもらいました。まとめると以下の様になります。

  • プロップファームの増加によって自分の得意なチャレンジを選べる
  • プロップファームの増加によって混乱する人も出てくる
  • 人気になると詐欺や悪い条件のプロップファームも出てくる
  • 各トレーダーが判断するポイント

プロップファームのノルマやルールについてもっと詳しく知りたいと思ったら、以下の記事も役に立つと思うので参考にしてください。

プロップファーム選びに確認しておきたい、8つのルールやノルマについて
こんにちは、Jeff.Naoです。各プロップファームはプロップトレーダーに対してトレードのルールやノルマを課してきます。それは、プロップファームチャレンジ中はもちろん、チャレンジの課題に合格後して資金を獲得した後でもトレーダーに課されるルー

私たちはIFCというコミュニティを通じて、今回の記事で紹介している様なプロップファーム選びの際に必要となってくるエッセンスや、各プロップファームの新しいキャンペーン情報、また資金獲得の為のお手伝い等を行えるようなコミュニティを私たちは作っていきたいと思っています。

これらはトレーダーの新しい生き方としてのコミュニティを広げていきたいので、参加は無料です。有料のサービスの紹介も行っていきますが、勧誘等は一切行っていませんし、参加するだけでメリットがあるようなコミュニティを作っていきたいと思っていますので、是非気軽に参加してもらえればと思います。

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